サッカーをちょっと知っている方にはこの初級者編をご覧ください。もっと詳しく知りたい方は中級者編へ・・・
初級者編
ルール
■フリーキック
反則された方に与えられる。直接と間接があり、相手チームはフリーキックを蹴る位置から9.15m離れなければならない。
直接フリーキック・・・・キッカーが直接ゴールを狙ってよいフリーキックのこと。相手に蹴られたり、抑えられたり、転ばせられたり、相手がボールを手で触ったときなどに与えられる。
間接フリーキック・・・・キッカーは直接ゴールを狙うことが出来ず、ボールがキッカー以外の選手に触れてから出なければ得点にはなりません。GKが自陣のペナルティエリア内で、味方からのパスを手で触ったとき、GKが味方からスローインされたボールを手で触ったり、GKが6秒以上ボールを持っていたときなどに間接フリーキックが与えられます。
■コーナーキック、ゴールキック
ボールがゴールラインから出たときに、最後に誰がボールを触ったかで違いがあります。たとえば、自陣のゴールラインにボールが出たとき最後に触ったのが自分達だったら相手にコーナーキックが与えられ、相手が出したらゴールキックが自分達に与えられます。
■ペナルティキック(PK)
ペナルティエリア内で、直接フリーキックとなる反則をされたときに与えられます。キッカーとGK以外、味方も相手もペナルティエリア、ペナルティアークの中には入れません。フリーキックと同じなので9.15m離れなければならないからです。
■スローイン
ボールがタッチラインから出たときに、最後に誰がボールを触ったかで違いがあります。自分達が最後に触って出したときは、相手にスローインが与えられます。相手が最後に触って出したときは、自分達にスローインが与えられます。
■オフサイド
自分たちのチームが相手の陣地でパスを受ける選手よりも前に、相手チームの選手が2人以上いてはならないというルール。ゴールの前で待ち伏せするのを禁止するもの。2人以上とは、1人はGKだから、ディフェンダーとゴールキーパーの間にいてはならないということです。いつ、GKとDFの間にいてはならないかというと、パスを出す瞬間です。
例1)オフサイド
例2)オフサイド
例3)オフサイドではない
○・・・味方 ●・・・敵
副審は、オフサイドのときは旗を上げて主審に知らせます。オフサイドは紙一重なので、審判はオフサイドと判定してもTVのスロー再生でみると、オフサイドでないときがあるくらいです。
■キーパーチャージ
GKが反則を受けることです。特にゴールエリア内で、GKに接触するとほとんどこの反則を取られます。
■ハンドリング
選手がボールを手で触ってしまうとこの反則を取られ、直接FKが与えられます。
■警告(イエローカード)
スポーツマンシップに反する行為をしたとき、審判への侮辱行為、FKをなかなか蹴らないなどの時間稼ぎ、ボールを故意に触ったときなどに、警告が出されます。警告の出し方は審判によってまちまちです。
■退場(レッドカード)
著しく不正なプレーをしたとき、乱暴な行為、唾吐き、故意に相手にケガを負わせようとするような行為など、誰が見ても、著しくスポーツマンシップに反する行為をしたときにレッドカードが出され、その選手は退場となります。警告を2枚受けても退場となります。